鼻ぐり岩

沖泊地区に残されている貴重なもの

温泉津町にある沖泊の湾内には、船を係留するための鼻ぐり岩が多数残されています。
鼻ぐりとは牛の鼻輪のことですが岩に穴を開けたもののほか、杭のように岩を立てた棒状のもの、臼石の形をしたものと形状はさまざまです。人為的に造られたその岩の群集が、かつては一体に四百余りもあったといいますが、現在はこの沖泊地区に見られるだけで、静かに自然の風景に溶け込みその歴史を物語っています。

上記の画像は岩盤に丸く、もしくは隅丸方形状に溝を深く掘り込むことによって、太くて低い円柱状の突起部をつくりだしたもの。「円柱状」または「臼状」タイプと呼べる。地元では、「臼石」と呼んでいる。沖泊で撮影。

鼻ぐり岩(2)2つ目のパターンとして
岩盤を両側から穿って、一部をブリッジとして残し、穴を貫通させたもの。(コーヒーカップの取っ手のような感じ)「鼻ぐり」タイプと呼べる。 地元では、「鼻ぐり(石)岩」と呼んでいる。
鞆ヶ浦と沖泊で撮影できます。

鼻ぐり岩(3)岩盤に垂直の穴をあけ、そこに別材を挿入して杭状にしたもの。便宜的に、「杭状」または「棒状」タイプと呼べる。地元では、「棒杭」と呼んでいる。 沖泊まりで撮影。

鼻ぐり岩(4)「臼石」タイプのように溝を切るのではなく、周囲を削り落として突起状に成形したもの。「隆起状」または「有頭状」タイプと呼べる。写真は、古龍で撮影。

このスポットの詳細

エリア 温泉津町
住所・所在地 大田市温泉津町