
この小さな共用施設には、「ツルの湯」という名前がついている(「ツル」は、長寿や治癒のイメージを連想させる)。この施設は、銭湯式の風呂である。(銭湯は、各家庭が風呂を持つようになる以前によく見られた、住宅の近隣にある小さな風呂屋の形式を指す。)料金は格安だが、入浴者は、自分のタオルと入浴用品を持参しなければならない。男性用と女性用に分かれた脱衣所が設けられ、それぞれ、浴室へとつながっている。シャワーヘッドは無いため、お客は、湯船に入る前、小さな桶に湯を汲み、体に浴びせて汚れを洗い流す。伝統的な入浴方法である。外には2つ、無料の足湯が置かれている。片方は、加温した三瓶温泉の湯で満たされ、もう片方は、別の発泡性の湧水から来る冷水で満たされている。足を2つの湯に交互に入れることで、溶け込んだガスが、強いチクチク感を与えてくる。
・シャワーがありません。
・タオル、シャンプー等の備品はありません。⇒亀の湯近くの児玉商店をご利用ください。
※開催日順で掲載
2023.9.2 - 12.24
レースのように繊細で、ステンドグラスのように美しい切り絵は全て手作業で作成されたもの。 この企画展のために作成...