大阪石山合戦への顕如上人からの依頼状が残されている寺院。江戸時代初期に建てられ同後期に再建された本堂は、現在も格調高く威厳を放っている。
大阪岩山合戦の顕如上人からの依頼状が残されている寺院で本尊は阿弥陀如来。初めの開祖は禅宗で覚兆庵と呼ばれていました。大永元年(1521)本願寺九世の実如法主(じつにょほつす)の説法にひかれて真宗となりました。
江戸時代初期に建てられた規模の大きな堂々とした寺院で、同時期に再建された本堂は、現在も格調高く威厳を放っています。慶長8年(1603)に西楽寺と名を改め、その後十二世の一成住職が天保2年(1831)に再建しました。温泉街の中にひっそりと聖域を作っています。