
左官職人が鏝(こて)を使って、漆喰(しっくい)で立体的な彫刻を施した装飾画を「鏝絵」と呼んでいますが、石州左官の技術は、当時全国的に有名で、精巧で力強い作品が町並みのあちこちに残されています。
左官職人が鏝(こて)を使って、漆喰(しっくい)で立体的な彫刻を施した装飾画を「鏝絵」と呼んでいますが、石州左官の技術は、当時全国的に有名で、精巧で力強い作品が町並みのあちこちに残されています。
鏝絵とは、左官職人が「こて」を使って民家や土蔵の壁に漆喰によって施した彫朔のことです。色を混ぜた色漆喰によるカラフルな「こて絵」もあります。絵柄には、物語、身近な動物や空想上の獣などが取り上げられ、庶民の祈りや願いが込められています。鏝絵は仁摩エリア以外でも見ることができます。